有機スズを使わない船舶用塗料
環境ホルモン(内分泌かく乱物質)作用が疑われる有機スズを使わないだけでなく、船底に貝などが付着するのを防ぐ成分が海水中に溶け出さない。貝や海藻を寄せ付けない性質のあるシリコン樹脂を、網目構造をもったアクリル樹脂の隙間に組み込んだ塗料を合成することで実現。 高分子で抗菌作用や生物を寄せ付けない性質をもつ物質を使うことで金属原子の使用を押さえることで、環境へのよけいな金属原子の流出を抑えることができるわけですね。 結局流出して困るのは流した人間なのですから。
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