BSEにかからないウシ
キリンビール:BSEに感染しない牛 医薬品生産用に開発 [MSN-Mainichi]
牛の胎児の細胞から核を取り出し、プリオンを作る遺伝子が働かないように操作、牛の卵子に核移植して子宮に戻した。この手法で、生まれつきプリオンを持たない牛の妊娠に成功したという。出産は9カ月後の見通し。異常型が体内にはいることで正常型が異常型に変異し蓄積されることで、BSEを発症する原因となるタンパク質、プリオンを欠損させた牛の妊娠に成功したという報告です。 プリオンの働きはいまだ働きの良くわかっていないのですが、このプリオン欠損牛が誕生することで新たな知見が得られるかも知れません。 また、プリオンがない以上理論的にはBSEに罹らないことになります。 このことを利用して医薬品を作るのが目的だそうです。
これでプリオン欠損がある成長過程で必須であることがわかったりすると面白いんですが、それはあまりに酷い期待かな?
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