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飲んだ方が身体に良い!?

飲酒のガイドラインは複雑微妙 [Nature BioNews]

この報告では、経験に基づいた安易な指針を作る代わりに、個人にとってもっとも健康的な飲酒量は、年令、性別、全体的な健康度、それに生活スタイルによって変わってくると結論している。そして、その量の計算は医者に任せるのがもっともよいといっている。この報告をまとめた一人であるNIAAA のSamir Zakhariは、「酒は体にいいから、楽しみなさいなんていう一般論ですますことはできない」と言っている。
酒をほどほどに飲む人は全く飲まない人や浴びるほど飲む人よりも心臓病のリスクが低いというメリットと、アルコールがもたらす疾患や怪我などを代表とするデメリットを比較・検討した報告です。 1日に1~2杯のアルコールを摂ることが健康全般に対するリスクを低減するという結論に至っています。 しかし、この結論もあくまで「全般的にいえば」という程度で、飲んだ方が良いのか、どのくらい飲むのが良いのかは医師と相談して決定すべきだという注意を同時にしています。
酒に強いか弱いかではなく、自分の年齢やコンディションに合わせた「適正量」を知るのがこれからのアルコールとのつきあい方の第一歩になるかも知れません。 守ることがなかなか難しそうだけど。 それに1~2杯ってビールとウイスキーじゃ全然違うよな。

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