匂い受容体の解析
ショウジョウバエの触覚には32種類の匂い受容体を有しています。イェール大学の研究者等は、これらの受容体の遺伝子に変異をおこして、それぞれの受容体がどの匂いを感知しているかを解析しました。匂いの受容体は視覚や味覚と比べて圧倒的に数が多いことが知られています。 ショウジョウバエでは32種程度ですが、ヒトでは1000種以上あるといわれています。
数千から1万種の匂いをかぎ分けるためには、1対1対応では数が足りないため、これらの嗅覚受容体を複合的に使うことが必要になっているだろうと云うことは予想されていましたが、今回のこの報告でそれが確認されたのではないかと思います。
参考:ビジュアル生理学・嗅覚
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