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民生品で作った衛生が順調運航中

市販部品の安上がり実験衛星、故障なしで寿命も3倍 [読売]

安価な民生品を使って組み立てた小型実験衛星が、予定運用期間の3倍に当たる約1年半も故障なしで地球を回り続けている。
メーカーに頼らず、設計から運用までセンター技術陣が担当した初の試み。予想を超える成果で、大型衛星への応用に期待が高まり、未来の宇宙事業を担うスタッフの自信にもつながっている。
衛星などに使われている部品は宇宙線などの影響を受けにくいような特製品。 そのため非常に信頼性が高いものの高いことがネック。 しかも実績を重視する傾向が強いために最新の技術に後れを取ることが普通だそうです。
そこで民生品(市販されている部品という意味かな?)を活用し作った衛星です。 予算面では通常100万円以上かかるバッテリが15000円ですんでしまうなど非常にリーズナブル。 それで1年半も故障ナシで飛んでいるというのです。 民生品の精度が特注品を必要とした頃に比べて格段に向上したということでしょうね。 全てのものを民生品にシフトすることは難しいでしょうが、使えるパーツとそうでないパーツの見極めを行いはじめる時期なのかも知れませんね。

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