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浮気をするのは受容体が足りないから!?

オスが見境いなく性的関係をもってしまうのは脳内のバソプレッシン受容体が少ないから [BioToday]

meadow voleというネズミはメスであれば見境いなく性的関係を持ってしまいます。このプレイボーイネズミの脳(腹側淡蒼球)にバソプレッシン受容体(vasopressin V1a receptor)遺伝子を導入して発現を亢進させると、見境いのない性行動が消失して、一匹のメスに忠誠を尽くすようになることがわかりました。
バソプレッシンという物質を認識すると細胞内にシグナルを伝達するシステムを担っているタンパク質、バソプレッシン受容体が不足すると見境のない行動に出るようになってしまうという研究報告です。
バソプレッシンはきちんと分泌されていても細胞がそれを十分に認識出来ない状況になると見境が無くなってしまうと云うことですね。 細胞内にシグナルを絶えず送れば浮気がちな旦那さんの浮気癖も治っちゃう? ネズミ場合はわかりやすいですが、見境が無くなるっていうのはヒトで云うとどんな具合なんでしょうね? ちょっと興味はありますが、怖いかな。

参考URL:
ヒトのバソプレッシン受容体タンパク質
http://www.expasy.org/cgi-bin/niceprot.pl?P37288

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Tracked on September 18, 2004 02:49 PM

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