ブラジルで雨粒の直径が1cmもある大きい雨が降った
Monster raindrops delight experts [BBC NEWS]
ブラジルとマーシャル諸島で直径1cmにも及ぶ大粒の雨が降った。この巨大な雨粒はこれまでの記録を大きく更新するものだった。記事のほぼ全文訳ですが、結構いい加減なので気になる方は原文記事読んで下さい。ワシントン大学のHobbs教授は直径8.8mmの雨粒を確認し、1cmを超えるような巨大な雨粒が地上に降り注いだと予測している。 通常の雨は直径1mm~2mm程度のもので、記録に残っている最大のものは1986年にハワイで観測された8mmというものであった。
この雨は飛行機からレーザを用いてアマゾン川沿岸で起こった火事によって出来た積乱雲をマーシャル諸島上空で観察しているときに観測された。 巨大な雨粒は火事に起因する煙が原因だろうと考えられている。
しかし、この雨粒がマーシャル諸島上空で観測されたのか、良くわかっていないが、雨粒同士が非常に狭い、水分を多く含んだ空間の中で高頻度で衝突したことによって急成長したのではないかと考察している。これまで大粒の雨は地上にたどり着く前に壊れてしまうと考えられていたが、今回の観測によって衝突を繰り返しても雨粒が散り散りにならないことがあることがわかった。このようなことが起こる条件として注目すべきは、熱帯であり、一方が非常に汚染されていてかつ、もう一方が非常に良い環境であるということだろう。と教授は述べている。
すいません。
ブラジルで1cmもある雨が地上に降り注いだという報告です。 通常の雨の約5倍の直径を持つ雨です。 記事に雲の画像があるんですが、非常に発達した入道雲であることが素人目にも良くわかります。
しかし、1cmっていったいどんな大雨なんだろう。 2mmを超えたあたりから雨粒は球状ではなくなり、平板になってクラゲ上と呼ばれるようですが、そうなると球状で1cmあったら拡がったら1円玉程度あるように見えるかも。 当たったら……、痛いんでしょうね。 傘なんて役に立たないんだろうなー。
でもちょっと浴びてみたいですね。 記録的な大粒雨。
The comments to this entry are closed.
Comments
ブラジルでは、日本では考えられないスケールの夕立が、
確かに降ります。
時々、車の運転をしていても、危険を感じて、路肩に止めて
雨が小降りになるのを待ったことがあります。
雷ががんがん落ちて、生きた心地はしませんでした。
直径が1センチかどうかは判りませんが。
Posted by: Sao_Paulo | July 19, 2004 07:04 PM