匂いがしなくても脳はしっかり受け止めている
カビ、におわずとも脳にストレス…杏林大の実験で判明 [読売]
梅雨時に発生しやすいカビのにおいは、それに慣れてほとんど感じなくなっても脳にストレスを与えていることが、杏林大学医学部精神神経科の古賀良彦教授らの実験でわかった。わずかなカビの匂いに慣れてしまっていて、感覚的にはわからなくても脳自体はそのシグナルをきちんと受け取っていてストレスを受けていることがわかったという報告です。 表層的なダメージを受けないように感覚を遮断しているのも脳の機能ですから、一方では遮断し、もう一方では真摯に(?)受け止めているという非常に興味深い報告です。
高温多湿の時期には、カーテンやソファなど布につくカビからもにおいが出やすい。研究チームは「長時間過ごす居間などで、自覚はなくても、くつろいだ気分が妨げられている可能性がある」としている。
匂いでリラックスはもちろん、ダイエットも出来たりと最近注目されていますが、感覚的に受け止められないような微少量でも効果があるとわかればより応用の幅が拡がりそうですね。
The comments to this entry are closed.
Comments