「後の祭り」は実際にある祭だった
京都・八坂神社の『祇園祭(7月17日~24日)』に由来するモノである.「後の祭り」の語源ですが、ずーっと「今さら祭なんてしたってしょうがない、もう過ぎたことだ」というようなニュアンスだと思っていたんですが、大間違いでした(苦笑)
『祇園祭』は,初日に「山鉾(やまぼこ)」が出て,大変華やかである.
しかし『後の祭り』には山車が出ず,いかにも残念なことから生まれた言葉である.
華やかな祇園祭の華やかなパートが終わってしまって「前の祭りが終わってしまって後の祭りを見てもしょうがない」ということだったんですね。 その証拠というわけではないですが、実際に祇園祭は「前の祭り」と「後の祭り」に区別されているんですね。 現在では後の祭りも華やかになっているようです。
日本3大祭のひとつである祇園祭ともなると日常的に使う言葉として普及するほどみなによく知られていると云うことがわかりますね。 最初使われはじめた頃は「祇園祭の後の祭り」という認識があったのでしょうから。
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