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全頭検査に関する報告書は子供の使いか。

発信箱:不可解な結論 [MSN-Mainichi]

日本では食用に出回るすべての牛を調べる全頭検査をしている。報告書案は「現在の検査法には検出限界がある」と指摘する。その上で「検出限界以下の牛を検査対象から除外してもリスクは増加しない」との結論を下す。この結論が了承されれば、政府が全頭検査の見直しを行い、「若い牛」の検査を除外する方針なのだそうだ。
従来の全頭検査から若い牛を除外しようという方針が決まりそうだそうです。 そのもとになる報告書の報告が、なんともお粗末というか意味がないものだという記事です。
1) 検査には検出限界がある。
2) 検出限界は牛の年齢と相関がある。
3) 若い牛からは検出できない。
4) 検出できないなら検査しなくて良い。
という話の運びのようなんですが、これじゃ子供の使いにもなってない。 いくつくらいの牛なのか。 その牛がBSEに感染しているリスクはどの程度なのか。 他に検出する方法はないのか。 といった周辺調査が全くなく、突然全頭検査から除外しようっていわれても。 現状とリスクは変わらないかも知れないけど、若い牛は市場に出ないようにしようという結論ならわかりますが、もう呆れてものも云えません。

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